【能登LSA3期|第5講座レポート】地域に求められるビジネスモデルの考え方

  • 2023.12.08
  • 活動記録
  • 移住・関係人口創出事業

本講座第5回目は、2023年11月21日(火)にオンラインにて開催。今年度のアカデミーも佳境に入った中、東シナ海の小さな島ブランド株式会社 代表取締役の山下賢太氏を講師に招き、ビジネスモデルの考え方について学んでいきました。

 

<第5回講座概要>
日時:2023年11月21日(火)19:30~21:30

形式:オンライン

テーマ:地域に求められるビジネスモデルの考え方

講師:山下賢太氏(東シナ海の小さな島ブランド株式会社 代表取締役)

 

受講生の声
・本当にかっこいい方でした!想いを持って働いている方のことを尊敬しているし、自分もそうなりたいと思っているので、とにかく有意義で勇気をもらいました。
・「新しいことはやっていなくて、見せ方をデザインしているだけ」という話が参考になりました。今後の発表についても今自分ができることで見せ方を変えられないか考えてみたいと思います。
・自分は開拓者ではないが私のなかにも小さな炎があることに気づかせてもらえました。小さな一歩が踏み出せそうです!

 

 

山下氏は、次のポイントに触れながら、ビジネスモデルや地域との向き合い方について自身の経験から講義いただきました。

・地域の価値の再発見: 「何もない島の日常」にこそ価値があるという視点から、地域の魅力を最大限に引き出すビジネスモデルの考え方。

・持続可能な地域づくり: 地域の課題を自分ごととして捉え、未来への責任を果たすビジネスのあり方。

・自分らしいビジネスの追求: 自分が笑顔でいられるビジネスこそが、地域を豊かにする。

質疑応答の時間では、受講生の質問に一つひとつ答えながら、これまでさまざまな批判の声がありながらも、自分の大切なものを信じ続けてきた想いや、地域の人たちの出番をどうデザインしていくかを考えることも自分の仕事だと教えられたという経験などを話してくださいました。

 

講義後の受講生同士での感想発表や振り返りの時間では賢太さんかっこいい!という意見も多く、受講生たちも山下氏の熱い想いに胸を撃たれたようです。

 

最後に、山下氏は「自分が笑っているかどうか」が大切だと温かいメッセージをいただきました。

 

自分がやりたいことを形にするため、プランづくりに焦っていた受講生も多い中、山下氏のメッセージに、もう一度自分の気持ちの灯火に意識を向けることができた時間となったのではないでしょうか。

 

次回は、いよいよビジネスプランのブラッシュアップです。受講生たちの発表を楽しみにしています!

 

山下さん、貴重なお話をありがとうございました。