【report】地域と始める自分らしく生きるヒント、わたしとのと

  • 2022.10.07
  • ローカルシフトアカデミー

2022年6月23日(木)オンライン(zoom)にて、最後となる開催記念イベントが開催されました。

今回のゲストは昨年度の卒業生たち。髙桑 由樹氏(DaBaDee株式会社 / 代表取締役)、藤田鮎美氏(グラフィックデザイナー)、國部智之氏(金沢大学大学院人間社会環境研究科2年生)、髙木真樹氏(株式会社セールスフォース・ジャパン/ Lead Business Consultant)の4名を迎えてトークセッションを行いました。

テーマは、「地域と始める自分らしく生きるヒント、わたしとのと。」

28名ものお申込みをいただき、開催記念イベントの中で最もアカデミーの特徴や雰囲気がわかる内容をお届けしました。

イベント情報

日 時:2022年6月23日(木)19:30~21:30

形 式:オンライン

テーマ:地域と始める自分らしく生きるヒント、わたしとのと。

ゲスト講師:髙桑 由樹氏(DaBaDee株式会社 / 代表取締役)

      藤田鮎美氏(グラフィックデザイナー)

      國部智之氏(金沢大学大学院人間社会環境研究科2年生)

      髙木真樹氏(株式会社セールスフォース・ジャパン/ Lead Business Consultant)

モデレーター:稲田 佑太朗(一般社団法人シラタマワーク)

 

参加者の声

・アカデミーの魅力を聞けてよかった。

・能登町の魅力を知ることができた。

・どんな人がどんな雰囲気で活動しているのかが伝わって楽しかった。

・アカデミーも能登町もおもしろそうだと感じた。

・行動を起こしたくなるようなコメントが多く、心を動かされた。

 

アカデミーへの受講を前向きに検討している参加者も多く、大人になってから学び直すこと、行動を起こすことの大切さを感じられたのではないでしょうか。

 

想いを持って地域に関わる人を増やしたい

冒頭は、能登町役場の山本氏から能登町について紹介。能登町は1300年以上の農村文化や神事などが代々受け継がれる町です。そんな伝統や文化が今も残っているのは、それらを受け継ぐ能登町の魅力的な人々がいるからこそ。

しかし一方で、日本全国で人口減少が叫ばれており、能登町も例外ではありません。能登町の人口は、2045年には今の半分になると推定されています。そんな中、鍵となるのが、能登町に深く関わってくれる外の人たちです。そういった人を増やすべく、本アカデミーは昨年度からスタートしました。

第一期生となる卒業生たちは、卒業後も能登町との関わりが継続していく点が他のスクールとは違うと口を揃えます。

 

 

あたたかく背中を押してくれる能登町の人たち

ゲスト4名の卒業生のうち、藤田氏と髙木氏は、石川県や能登町とゆかりがあったわけではなく、SNS広告などで偶然アカデミーの存在を知り、申し込んだとのこと。

実際に能登町と関わりを持ち、能登町への印象や自分自身にどんな変化があったのか伺いました。

 

・都心からアクセスが良い

・エネルギーあふれる場所

・町の人がオープン

・応援してくれる場所

・自分自身と向き合える場所

 

藤田氏は、東京出身で現在グラフィックデザイナーとして活躍中。カラーセラピストや国際中医薬膳師として、心と体を整える活動をされおり、能登町の環境が体に与えるエネルギーを感じたと言います。

「会社員だった私が、個人として仕事をしていくきっかけを与えてくれたのがこのアカデミーです。能登町に実際に行って、地域の人と直接関わることができるのは能登LSAならではの特徴。能登町の人のあたたかさや懐の深さに触れることができたことがとても印象的でした。そういった人たちや仲間との出会いによって、卒業後に関わる人たちも変わっていったように思います。」

 

 

髙木氏は、世界的にも有名な顧客管理システム等を扱う「株式会社セールスフォース・ジャパン」に勤めながら、ウェブ解析士としてさまざまな講演の実績もお持ちです。

「小さな町に行くほど閉鎖的と思われがちですが、能登町の人はとてもオープンでした。能登町役場の方々も一緒になって考え、応援してくれたからこそ、私も一緒に頑張りたいと思えました。受講しての1番大きな変化は、行動力の部分。やりたいことがあるのに、なんで今までやらなかったんだろうと気付かされました。今は、何か課題に気づいた時、自分ならどうするかを考えて動くようになりましたね。」

 

 

大切なことは「やる」と決めること

行動力については、高桑氏も触れています。

高桑氏は、起業することを決めてアカデミーに参加。卒業後「DaBaDee株式会社」という会社を立ち上げました。

「もしかしたら受講生の中には、このアカデミーで仕事や成功につながる何かを得ようとしていた人もいるかもしれません。でも実際に受講して強く感じたのは、結局は全て自分自身と向き合うしかないということ。大切なのは、やるかやらないかです。このアカデミーは、巷に溢れる頭でっかちなビジネスのノウハウではなく、自分が本当は何がしたいのかを考えさせられる場所だと思います。」

 

 

そして、昨年の受講生で唯一の学生である國部氏は、ゼロから学ぶアカデミーだったからこそ、他の受講生とも対等に学ぶことができたと話します。

「僕は、金沢の大学院に進学したことをきっかけに石川県に来ました。社会人経験のない僕にとって、このアカデミーが自分の行動を変えたと思っています。起業するとしたら何ができるのかを考えた時、人との会話や交流が好きということから、最終的にゲストハウスの運営についてビジネスプランを考えました。現在、ゲストハウスの研究をしているのですが、能登での経験が今の活動に繋がっているんです。この場所で面白い仲間たちと出会えたことがとても刺激になっています。」

 

 

4人がそれぞれのきっかけで参加
それぞれのやりたいことに向かって邁進する卒業生たち。

アカデミー卒業後も、自分と対話しながら実践する卒業生の姿を見ることは、私たちにとってとても嬉しいことです。人の成長は、植物の成長とよく似ていて、胸に秘めている想いが種の状態の人、少し芽を出している人などさまざま。一人ひとり置かれている状況やスタート地点は違って当たり前です。

 

しかし、どんな環境に自分の身を置くかで、人はどんなふうにでも変わっていけます。

今年も受講生一人ひとりが花を咲かせる一歩となるよう、一緒にワクワクを探求していきます!

ご参加いただいた皆さま、ゲスト講師の皆さま、本当にありがとうございました。

もっと詳しく内容を知りたい方は、公式Facebookにアーカイブが残っているので、ぜひご覧ください。

 

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